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フラメンコは知ってしまうと簡単です。2種類しかない(ブレリア・タンゴ) March 29, 2019

フラメンコは知ってしまうと簡単です。2種類しかない(ブレリア・タンゴ)

March 29, 2019




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フラメンコは知ってしまうと簡単です。

2種類しかない

(ブレリア・タンゴ)

さてさてフラメンコを始めて

少しずつその魅力にとりつかれ始めたアナタ。






勉強熱心な方ならば

色んなことを疑問に持ち

検索したり調べたりし始めるかと想像がつきます。


始めたばかりなら

レッスンをこなすのにいっぱいいっぱい。


それどころではない。

というアナタはまずはレッスンにとにかく集中して楽しむのがベスト。


少し余裕が出てきた頃の話かもしれない。

調べれば調べるほど

難しい言葉、知らないスペイン語や業界用語が並んでいるのをみて

「難しくて深い世界なんだ・・」

そう感じる方もいるかもしれない。


どこに目を付けて

どこを調べるかにも

ドツボのポイントはある。


先日のブログでも書いたように

「発祥の経緯」「ギプシーやスペインの歴史」に

興味を持って調べたら

大変なことになる可能性はある。


なぜなら「昔のこと」は誰もみたことがない。

予想の話。

大事なことだけど

そこはそこ。


フラメンコを理解して踊れるようになるには

知るポイントは

正直そんなに多くはない。


私のようにわかってしまっている人間からすると

フラメンコはシンプルすぎる、単純すぎる。


まるで

恋した男が無口だからすごく深遠なタイプかと思いきや

「何も考えてない人」で

恋のパワーでそう感じていただけのような、微妙なガッカリ感がある。



しかも

わかってしまうと教えることもたいしてない、となると

フラメンコの先生たちは

「商売あがったり」だったりする(笑)

いつものように前振りが長いけれど

大事なことなので

熱く伝えてます。




<フラメンコは大きく分類して2種類しかない>

<ブレリアとタンゴしかない>





この分類は

わかりやすく例えるなら

<動物は肉食動物と草食動物しかいない>

に近い分類の仕方です。


動物も

肉食動物か草食動物か理解していれば

安心しませんか?

肉食だから肉食べさせれば死なないよね?

とか

人間近づくと襲われるかもね?

などなど。


あとの細かい分類があって複雑なのも理解できるよね?

ライオンはハーレム作るな。チーター足早いな。

などなど。


フラメンコもそんなカンジで理解すると

正直全然難しくない、むしろ簡単すぎる、単純すぎる、と思う。

そしてシンプルなものは大変魅力的なのですね~。



<ブレリアとタンゴについて>

ブレリアとタンゴって、だから何?って話なのですが

これは音楽的な分類な分け方。


フラメンコの唯一のルール、リズム、いわゆるコンパスでの分け方。

楽器を習ったことがあれば本当にすぐ理解できることです。


タンゴ系    1234.1234.の4拍子2つの12345678の繰り返し。

ブレリア系   123.123.12.12.12.の3拍子1つ2拍子3つの繰り返し。


どんな曲もほとんとこの2種類に入ってくる。

初心者が最初にならう事が多い

セビジャーナスとファンダンゴ・デ・ウエルバはどっちだと思う??

セビジャーナスとファンダンゴ・デ・ウエルバは

ざっくりわけると<ブレリア系>ということになります。


この2曲は初心者さんに教えることが多いのは

ブレリアを半分にした6拍子で1つの曲で

ブレリアのややこしいところがない、

曲の長さのバリエーションが少ないことが理由です。


始めたばかりの方は

この話すら、難しく感じるかもしれない。


しかし

これが本当にわかってしまうと

全然簡単に踊れてしまうし

こわくないんですよね。


今はサバンナのジャングルを探検し始めたばかりで

ワクワク楽しいけれど

わからなくて怖いこと

何が失敗だかわからない。

でもどの動物にあると食われるかわかっていれば

だいぶ安心できませんか?


わけがわからなくて

サバンナ探検中。


そんな気分のフラメンコ初心者さんがいるかもしれない。

でも安心してください。


何拍子の曲で自分が今、何拍目を踊っているのかがわかれば全然こわくないんだよ。


なので

フラメンコは曲をきいてリズムを刻める、

リズム、(フラメンコではコンパスと言ったりする)

コンパスがだいたいわかっていれば

どんな曲でも踊れます。


私は早い段階でそれに気がついたので

踊る曲がブレリア系なのかタンゴ系なのかを最初に確認するところから

スタートしていました。


フラメンコレッスンに行くときに

受け身で

今回はこの曲を習っている、

その曲が終わったら

また何も考えずに言われるまま振付を踊る。

だけの人は

前回書いたような

10年習っても下手な人、変わらない人、ということに繋がっていきます。


ただフラメンコ教室の先生からすると

そういう生徒さんの方が

ずっと習い続けてくれて

商売になるからありがたい。


だから。

あえてそういうことを教えない先生もいると思う。


私にしても

神髄を教えてしまったら

教える事がないと言えばないので

「商売あがったり」と言えなくはないけれど。


自分の頭で考えて楽しみ始めれば

逆にやることはたくさん増えるし

ロボットや兵隊さんが欲しい訳じゃないし、

そもそも愛がなくない??


自分の利益の為だけに生徒さんの存在があるなんて

先生じゃなくない??

そう思ってしまう。


しかも

もう嘘やだましが通用しない世の中。


さらに生やさしい嘘で幸せになれる時代じゃない。

大きな権力、強い人に守られてれば

そこそこ安心で幸せな時代は終わっているのは

勘の良い女性なら気がつきたくても気がつく。


フラメンコはまさに人生の反映する。


フラメンコ歴の長い人は

フラメンコ歴が長いのにずっと良くわからないままならば

今の立ち位置が自分の実生活の自分の実力だったりもするので

人生を見つめ直すキッカケとなったりもしますよね~。


習い事ひとつで

色んな事が開眼する1つの大きな理由かもしれません。






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