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(今、フラメンコと呼んでいる音楽、舞踊がいつ、どこで生まれたのか、正確なことはわかっていない。確かなのは、それがスペイン南部アンダルシア生まれであること。。。)
フラメンコは、スペインの踊り。
最初はその程度の認識でよいかと思います。
ただ、踊りというより音楽のジャンルの1つだ、ということがそのうちわかってくるのです。
そして、その音楽は魂を揺さぶるもので、自分自身の内面を突き動かす何かがあることに驚かされるものでもあります。
flamenco由来
フラメンコの発祥については、諸説あります。
ジプシーがスペインに定住するにあたり、スペインアンダルシアの文化を融合させた芸術である、と私自身は認識しております。
迫害されたジプシーが生業とした芸術であるが故に、人生の喜怒哀楽を表現しているので、独特な悲哀をおびたメロディー、魂の叫びを感じます。
誰かに気に入られる為に生まれたものではないので、私は私なの!という強い意志を感じます。よって笑顔で踊られる事が少ないのかもしれません。
flamenco三位一体
flamencoは、踊りのイメージが強いのですが、実際は、踊り手、ギター、唄い手が合わさったものになります。バンドやオーケストラをイメージして頂くとわかりやすいかもしれません。一番目立っているように見える踊り手は、指揮者とパーカッションを担当している。この成り立ちが面白いところであり、難しいと感じるところかもしれません。
フラメンコの曲種
フラメンコには、
色んな曲種があります。
日本で、よく聞かれる曲の多くは
4拍子、もしくは3拍子になります。
フラメンコの場合は、
変則拍子で独特のリズムに感じるかもしれません。
6拍子、8拍子、12拍子が基本の
リズムパターンです。
ひとつの塊を、1コンパスと
しています。
6拍子系
セビジャーナス
ファンダンゴ・デ・ウエルバ
マラゲーニャ
ベルディアーレス
8拍子系
タンゴ
タンゴ・デ・マラガ
ガロティン
ファルーカ
ティエント
タラント
タンギージョ
ルンバ
コロンビアーナ
12拍子系
ソレア
ブレリア
ソレア・ポル・ブレリア
カーニャ
ロマンセ
シギリージャ
アレグリアス
カンティーニャス
ペテネーラ
グアヒーラ
他にもたくさんの曲種があります。
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