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執筆者の写真AURORA

悲しさ・喪失感が癒やされるまでの時間

悲しさ・喪失感が癒やされるまでの時間




フラメンコには

不思議な力がある。

フラメンコを習い始めるキッカケや

フラメンコに魅了される人、というのは

なにか

大きく傷ついた経験がある人、そんな

共通点があるように感じます。



ほとんどの人が

多かれ少なかれ

大切な人との別れを経験している。

それは死別である場合もあるし

その他には

成長の過程の中で

裏切りのような経験も有ると思うし。



私は2017年に父と死別している。

その時には

強烈に落ち込んだことはなかった。

なぜなら

父が頑張って

最後まで尊敬できる生き方を見せてくれたから。

そう分析している。



2010年の5月

父のすい臓癌が発覚したと聞いたときは

ヤバかった。

すい臓癌の場合

とても深刻な結末になることが

多いから。

しかも

父は殺しても死なないような強い人だった。

ちょっと早すぎるだろう?

私の心の準備は全く出来ていない。

娘の思いを察してか

ありがたいことに

父はそこから7年生きてくれた。

充分に

お別れの準備が出来た。



つまり

7年くらいかけて

先手を打ってきたから

大きなどん底を避けられた、とも言えるよね。

なんで

こんな話をしているのかというと

ある人との別れから来る悲しみに

苦しんでいる人から相談を受けたから。




私自身が言えるとしたら

無理してモチベーションを上げようとか、

そんなことはしなくていいと思うな。

自分の心に正直に

悲しい気持ちがあるなら

泣いて過ごして。

泣き止んだら

美味しいモノ食べて。

しなくてはいけないことは

適当に手抜きもしつつ

淡々とやり過ごして。

そういう時期を経て

ゆっくりと

傷を癒やしていくしかない。

身体の切り傷だって

かさぶたになるまでは

ほっとくしかないように。

心も同じかな~



どんなに落ち込んでいようが

アナタの魅力は変わらない。

アナタ自身が傷ついたわけではない。

魂までは傷つかない。

大丈夫なんです。





とにかく時間がかかるんだ、と

ある意味腹をくくって

過ごしていくしかない。

それが生きるって事だし

人生って事だから。




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