フラメンコの歌詞の意味は??
どんなことを歌っているの??
アウロラフラメンコでは
フラメンコの歌、
スペイン語の歌をレッスンの中で
歌っています。
フラメンコの歌をレッスンで生徒さんに教え始めたキッカケは
歌が好きな生徒さんがいたのがキッカケでした。
そして
私が歌を教える最大の理由は
フラメンコの最中に盛り上がる為に
「オレー」とかけ声(ハレオと言います)をかけるのですが
その時に大きな声が出やすいように、という目的があります。
普段は大声を出さない人が
突然、元気よく「オレー」という声はでないと思うので。
そういう理由なので
歌を上手に歌えなくても
大声が出せれば良い、
と私は思っています。
日本人は盛り上がるのは苦手で
「オレー」という声を出すのは
最初のうちは
抵抗があるのではないでしょうか。
そして大声を出すことは
心身の健康にとてもいいと思います。
腹の底から大声を出したら
スッキリする。
そんなわけで
フラメンコの歌は本格的に、というより
オプションサービスのような感覚で始めました。
ただ一方で
フラメンコの神髄は歌にある、というのも
まぎれもない事実。
生徒さんの中でも
フラメンコの歌の魅力に気がついている方も
いらっしゃいます。
<フラメンコの歌の歌詞の意味について>
フラメンコの歌詞のことを(レトラ)と言ったりします。
歌の内容を調べるとわからないこと、
意味がわからないこともあると思います。
アウロラ的解釈では
フラメンコの歌詞はヒップホップのように
韻を踏んでいるところがあります。
韻を踏むために
意味がわかりにくいこともあるかもしれません。
内容については
曲によってバラバラで
おおまかに分類すると
➀ジプシー(ヒターナ)の
人生についての感情
(孤独、悲しみ、喜び、
深いモノも軽いモノもある)
②スペイン発祥のアンダルシアの
土地に関連する内容
③フラメンコ発祥の後
アンダルシア以外の土地の文化に関連したもの
私自身、歌詞を読んでも意味がわからないモノも多くあります。
そして気になることは
歌詞の意味がわかっていないと
フラメンコが上手くならないんじゃないか?
意味がわかってこそフラメンコなのではないか?
そんな風に考える方もいるのかもしれません。
アウロラ的解釈では
正直関係ない・・・・・が答えです。
歌詞の内容より
音楽的な理解の方が大事だというのが私の考えです。
歌詞の意味がわからない、
ということは
音として言葉を発している、
と私は解釈しています。
現に私は正直、
フラメンコの歌詞についてはあまり興味がない方で
あまり掘り下げません。
好みの問題だと思うのですが
フラメンコ発祥の歴史に
そんなに深い興味がないのです。
もちろん大事な要素の1つではあるけど
深掘りしてもハッキリわからないことなので
そこは深掘りしません。
前世には興味がない、
今を生きたい、
という感覚に近いかな??(違う?)
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私はどちらかというと
フラメンコを音楽として捉えていて
その曲が表現している
ザックリとした大きな意味合いを
自分で表現する
という感覚でフラメンコを踊っています。
例えば
アレグリアス、という曲を踊る場合。
(アレグリアスとは
「人生の喜び」を表現した
フラメンコの曲です。)
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知らない方は驚かれるかもしれないのですが
本番で歌い手さんが
アレグリアスの
どの歌を歌うのかは
本番しかわからない、というのが
フラメンコの基本のスタイルです。
踊り手の私が
歌い手の歌手の方に
「アレグリアス」を踊るので
「アレグリアス」を歌って下さい、
という打ち合わせのみ。
歌手の方は、沢山のアレグリアスの中から
自分の歌いたいアレグリアスを歌う、
歌えるアレグリアスを歌う。
ギターさんも同じで
アレンジはギターさん任せなんです。
つまり
事前に決める場合は
生演奏の場合はほぼないのです。
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フラメンコを長くやっていけば
歌が始まって聴いたら
「あの歌詞ね?」となったりするのが
普通で
逆に言うと
歌詞の違う曲がたくさんあるということ、そして
多少メロディも違ってきたりするのです。
例えば
レッスンの時に良く使うセビジャーナスの曲は
初心者さんが踊りやすい専用のゆっくりの曲を使って練習します。
が、実際セビジャーナスという曲もたくさんあるので
この曲だけがセビジャーナスではないのです。
ファンダンゴ・デ・ウエルバも同じで
レッスンの時に使っている曲以外にも
ファンダンゴ・デ・ウエルバという曲はたくさんあります。
そういう事情があるので
フラメンコの曲のことを
「曲種」と言います。
私は
専門用語を使うことを極力ひかえていますので
曲種と言われても意味がわからないので使いません。
そんなわけで
私自身は歌詞を重視したことはあまりないのですが
フラメンコ発祥の歴史に興味がある方は
調べていくと色々面白いと思います。
スペインの風習であったり、昔の民謡は童話のようなモノが絡んできます。
私が踊る事に表現していることは
やはり自分自身ではないかと思います。
意識していなくて
踊りを観るとどんな人なんだろうって滲みでるような気がします。
私がフラメンコを踊った後に頂く感想で1番多いモノは
「震える」
その次が
「ストーリーを感じる」
ですね。
「なんともいえない愛嬌がある」とか。(笑)
フラメンコを観て自分がいいと感じるモノは
好きかキライかに尽きるので
上手い、下手も関係なかったりするのがまた
面白いところですね。
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