フラメンコショー本番の日にちが決まると
毎日が楽しくなるのと同時に
ナーバスになる。
今となっては
「失敗したらどうしよう?」はあまりない。
というか
もともとそういう感覚はなかったかもしれない。
それは何故かというと・・・
極端な話だけど
「私は国を背負って演技する浅田真央ちゃんではない」
しかも
失敗しても死ぬわけではないし、国に帰れないくらいの「やらかし」ではない。
(浅田真央ちゃんは最後のオリンピックで失敗したとき、
国に帰れないって思ったらしいよ)
フラメンコに限っては
失敗ってなくて音楽に乗って踊ってれば
振付に正解がないんですね。
そこで
フラメンコショーの前に
私が1番やっていることは何か??を
お伝えしようかと思います。
私がフラメンコを踊る為に
1番やっていることは・・・
「踊る予定の曲を聴きまくっている」
これ、なんです。
フラメンコは曲に乗っていることが大事ということは
曲を知ることが大事、
わかっていることが大事。
よってフラメンコショーで上手く演技するために
準備することの最重要事項は
「曲を聴きまくること」になるわけなんですね。
私の場合は
習った振付を踊るわけではないので
曲を聴きながら頭のなかで自分の踊りを再生すると
毎回違う踊りになっちゃいます。
それを曲を何度も聴いて頭の中でシミュレーションすることで
振付を整理している、
といったところです。
レッスンや本番で生徒さんが
振付を間違えて
1番を2番の振付で踊ったり
入れ違いで踊ったりする姿を見ることがあります。
生徒さんは
「間違えた~~」という感覚になるかもしれないけれど
私は
「しめしめ、良い感じだね」
「ネクストシーズン到来だね」
と感じる「嬉しい失敗」だったりします。
そういう間違え方って
曲に乗って踊っているには違いないので
「アドリブ対応できた」ということになりますよね。
私以外のフラメンコの先生で
振付を間違えると
先生が、「違う~~」と怒ることがあったりするかもしれないのかな??
それはフラメンコ的失敗ではなく
別の事情でしょうね。
(ゴールが違うのかもね)
スタジオアウロラに限っては
最終的にみんなソロで踊れるくらいになってほしいって理念があるので
アドリブは嬉しいハプニング、ということになります。
あともう一つ
本番に日にちが決まって私がやっていることは
寝る前のストレッチが1時間ほどに伸びた、ことくらいかな。
単純に気持ちいいから時間が伸びてるところもあるけれど
本番がキッカケで伸びたことは確かです。
やっぱり
発表の場というのは
生活が良い方向へ変わりますよね~~
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