セビジャーナス3番が難しいのはなぜか??
2つの理由
セビジャーナスを習い始めて
1番
ややこしい
難しい
と感じるのは
セビジャーナス3番。
難しい理由は2つあります。
①回転が多い
②カウント6で動き始める
この2つは
3番で始めて習う事で
初心者さんにとっては
難しいと感じてしまいます。
回転するコツは
首の動きに注目すると良いです。
カラダと一緒に首、顔を動かさないこと。
目線を最後まで残して
カラダを動かしてから
最後に目線を元に戻すこと。
カウント6で動き始める3番は
今まではカウント1で動いていたため
動きが遅れてしまいます。
そうこうしているうちに
曲がどんどん進んでしまっているという事態になる・・・
これを防ぐには
カウント6を把握して
動く準備を心も体も完了させること。
1番2番とは違って
カウント1ではなく
1つ前の
カウント6で動き始めるんだと
しっかりと理解して意識すること。
いま説明した
2つのポイントをしっかりと理解して意識すること。
面倒かもしれないけれど
理論でわかっていると
あとは
カラダの動きを覚えるだけなので
最終的には楽です。
いつまでも
感覚だよりでは
いつか手詰まりになる、というのが
私の考えです。
「感覚や感情に身をゆだねて踊る」
それは
何も考えていなくても
なにかが降りてくる。
そんな風に思っているかもしれないけれど
私からしたら
とんでもない夢物語です。
「感覚や感情に身をゆだねて踊る」
には
徹底した理解・理論・計算の上で
そう魅せている。
それを繰り返していくことで
無意識レベルに達することができる。
これが私の考えです。
生徒さんにいつも説明していますが
車の運転に例えると・・・
初心者の頃は
エンジンかけよう、ブレーキ踏もう、ハンドル切ろう、と
はっきり意識して運転しているはずなんです。
しかし
運転に慣れてきて
いつもの帰り道を車で走らせているときは
いつエンジンをかけたのか、ブレーキを踏んだのか
ほとんど意識がないレベルで操作できているはずです。
フラメンコも同じで
初心者さんで
ましてや
習い始めたばかりのセビジャーナス3番を
無意識レベルで踊るのは
なかなか無謀です。
ただ
車の運転と違って
「間違えても死なない」のが
フラメンコのいいところ(笑)
だから
死なないレベルのことなので
ある意味どっちでもいいんだけれど
スタジオアウロラでは
「早く1人で安心して
無意識レベルで気持ちよく踊れる」ことを
ゴールにしています。
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