カウントしながら踊らない方がいい

フラメンコを
教え始めて9年目。

今まで教えてきた生徒さんで
カウントしながら
振付を覚えて
そのまま踊ってしまう生徒さんを
時々目にする。
自分の中だけで
カウントしている、という意識かもしれないし
しっかり声に出して
カウントしながら踊ってもいい、という
感覚かもしれない。

カウントしながら踊っている生徒さん、というのは
どちらかというと
優秀な人である場合が多い。
なぜなら
カウントしながら踊るのは
難しいから。
振付を覚えるのに
カウントを利用するのは
間違いが防ぐには
いいのかもしれない。
ちなみに
私はカウントしながら
踊った事はない。
理由は
<カウントする余裕がない>から。
カウントもしながら
更に音楽と動きを合わせるのは
とても
手間がかかる。
全部つまり3つを同時にこなすより
音楽と動きの2つを
合わせるようにしている。
合理的に振付を整理する場合は
ノートのカウントを書いて
頭で理解する。
正直
4拍子系の曲に関しては
ノートに整理するまで
ややこしいとは思わないので
ノートで整理するのは
12拍子系・3拍子系。
初心者さんの場合は
セビジャーナス
ファンダンゴ・デ・ウエルバ
は
3拍子系でややこしいと感じるので
ノートでカウント(コンパス)を書いて
整理した方がいい。
そして
踊る時は
カウントしないで
音楽をしっかり聴いて
3拍子をキチンと刻む感覚を身に付けると
いいように思います。
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