エピソード・ゼロ(フラメンコに出会うまでのファッション編)
スタジオアウロラのフラメンコ体験レッスンに
お越し下さる方のファッションを観ると
「オシャレさん~フラメンコ好きになってくれるかも~」
なんて感じる事があります。
どんな系統でもいいんだけれど
「自分なりのこだわり」がファッションに現れる。
そもそもファッションは自分をコーディネートしているのだから
当たり前なんだけど
その色が強いと「こだわり」を大事にしている方かな、と感じます。
正直言って
いわゆる「モテたい」「男性のウケがいい」ことを狙うなら
なるべく「こだわり」が出ていない
アナウンサーや秘書のようなファッションがモテると思う。
(私の独断と偏見です)
個性の強いファッションは
モテない。
めんどくさそう、オレの話聞いてくれなさそう、というような感覚に
男性を思わせてしまうからだろうか??
(オトコじゃないから、よくわかりませんが)
私の好きなファッションは
基本的には
雑食です。
似合うファッションと好きなファッションというのが
一致しないのが悩ましい。
本当は
爽やかなサーフ系ファッションって憧れる。
でも、イマイチ着こなせないし似合わない。
顔がクドイから
そのクセを上手に上品に昇華できるファッションが
私のファッションの裏テーマだったりします。
1番最初の目覚めは「下着」だったような気がする。
小学生の頃、
母がセシールという通販で下着を買ってくれていて
その分厚いカタログをみるのが
好きだったのです。
いわゆる、
今でいうインターネットで買い物するような
ウインドショッピングの楽しみを知った
初めての経験だったと記憶しています。
中学生になったら
いよいよファッションに目覚めて
オシャレな洋服を求めて
少ないお小遣いの中からコーディネイトを楽しみ始めました。
高校生になったら
当然、部活のテニスと洋服選び、カワイイ雑貨探しがメインの楽しみとなる
(プラス音楽鑑賞もね)
普通すぎる日本人ど真ん中の学生でした。
好みのファッションは
大人っぽいファッションで
いつも年上にみられることが嬉しかった記憶があります。
短大生の頃は
いわゆるボディコンを着ていました。
基本「派手好き」
性格は地味なのに、好みが派手だった。(笑)
性格が派手にみられて
自分も派手な性格なんじゃないかと
自分を見失っていたかも・・・・
自分の好みと性格が一致しないことで
人からみられている自分と本来の自分の気質がズレていたので
わけがわからず悩んでいました。
今やっと自分のことが理解出来るようになってきたけれど
その容姿と内面のギャップというのは
今でもありますね・・・
今でも
自分のことって全貌は理解できていないけれど、
若い頃は
もっとグチャグチャしていました。
自分の理想と、本来の自分とのギャップ、
周りからの要望に応えようと無理している自分、
などなど。。。
そんなこんなややこしい自分を
フラメンコにぶつけている今日この頃。
昔は
派手で個性的なファッションや
カッコイイ音楽を聴いたりすることに
ぶつけていたのかもしれないな~って
今は思います。
フラメンコを始めてから
ファッションは
しばらくは地味になりました。
派手なフラメンコ衣装を着る事で
満足して
普段は逆に引き算したくなってきたのかも。
最近の悩みとしては
年齢に見合った上品なファッション、
体型の変化はあるけれど
キレイにみえるファッションにしたいな、ということ。
模索しながら
最近はモテる必要もない?ので
好きな洋服を着ています。
多少派手かもしれないけれど
「フラメンコの帰り?」とか言われて
フラメンコしていることが私の周りに浸透しているので
多少変わったファッションしていても大丈夫になってきました。(笑)
本当は好きな洋服を着ているだけなんですけどね(笑)
フラメンコしている人はこんなカンジなのかな?と
周りは許容している模様です・・・(確認はとってません)
好きなこと、こだわりが強いと
浮いてしまって
めんどうなことも多いし
万人受けしない。
上手に社会に適合する技を駆使して逃げながら
上手に好みもスパークできる環境作りは大切ですよね。
今は
インターネットで自分の好みのコミニティを創りやすい。
自分の尖った好みでも
仲間をみつけやすいし
生活しやすい世の中になったように思う。
殻に閉じこもりやすい、他者を否定しやすい、というマイナス面に注意しながら
自分らしい人生を歩んでいきたいですよね。
私もまだまだ模索中ですが
少しずつ、
自分なりの楽園に近づいているのかもしれないな~
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